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講座の内容
Coming Back to Life 〜生命への回帰〜
生命持続型社会への大転換のためのプラクティス
「Coming Back to Life ~生命への回帰」の著者ジョアンナ・メイシーは、これまでの活動を通じて「産業成長型社会」から「生命持続型社会」への転換を導く知恵のワークとその存在感から、全世界で活躍する仲間たちに多大なる希望と影響力を届けてきました。
ジョアンナに影響を受けた仲間達は、この言葉によって救われ、行動し続けています。
本講座では、ジョアンナの「つながりを取り戻すワーク」を通して、私達が世界の癒しに積極的に関わるための方法を体験的に学んでいきます。
環境問題や社会課題に対する行動のきっかけや勇気が欲しい方、あるいは世界の癒しを先行し、自分自身を癒せていないと感じている方にも、意識変容と社会変容を両立する唯一無二のこの講座をお勧めします。
「個人の癒しと世界の癒しは同時に起こる」
ジョアンナに影響を受けた仲間達は、この言葉によって救われ、行動し続けています。
本講座では、ジョアンナの「つながりを取り戻すワーク」を通して、私達が世界の癒しに積極的に関わるための方法を体験的に学んでいきます。
環境問題や社会課題に対する行動のきっかけや勇気が欲しい方、あるいは世界の癒しを先行し、自分自身を癒せていないと感じている方にも、意識変容と社会変容を両立する唯一無二のこの講座をお勧めします。
個人の癒しと世界の癒しは同時に起こる
2020年、世界を覆ったコロナウィルスは、私たちの世界の脆さや傷を、さまざまな形でこれまで以上に浮き彫りにしました。また、それ以前からすでに、気候変動による影響が、私たちの生活にその影を落としはじめています。
そうした中、「まずは個人の癒し。それから世界の問題」という思い込みが、社会の中でじんわりとその影響力を広げているようにも見えます。
問題の規模が大きければ大きいほど、この思い込みは強化されてゆきます。
でも、本当にそうでしょうか?
ジョアンナ・メイシーはこう言います。
「個人の癒しと、世界の癒しは同時に起こる」
私たち一人ひとりは、一人の完全な人間であると同時に、私たちの生きる世界 = 社会の一部でもあります。
その視点にたてば、個人が癒されることなく世界が癒されることが ないのはもちろんですが、同時に、世界の癒しに取り組むことなく、個人が完全に癒されることもありません。
人間の体でたとえるなら、どれか一つの臓器だけが健康でも、 心身全体の健康が考慮されていないなら、生命を維持できないのと同じことです。
この講座では、ジョアンナ・メイシーの「つながりを取り戻すワーク」を通して、私たちが世界の癒しに積極的に関わるための方法を体験的に学んでゆきます。
あまりに大きな世界の問題を前にして、立ちすくんだり、恐怖に絡めとられたり、互いに背を向け合ってしまわないですむように。そうではなく、この危機の時代を、自分や他者、自然や地球とのより深いつながりと思いやりを育くむ機会となすために。
世界の痛みに取り組むことを決めた時、私たちは一人ひとりが世界の癒しを担う癒し手となります。それぞれにユニークな癒しの手法、得意なやり方に気づくでしょう。
その時、私たち一人ひとりと世界の癒しが、同時に起こり始めるのです。
2021年05月 齊藤由香
そうした中、「まずは個人の癒し。それから世界の問題」という思い込みが、社会の中でじんわりとその影響力を広げているようにも見えます。
問題の規模が大きければ大きいほど、この思い込みは強化されてゆきます。
でも、本当にそうでしょうか?
ジョアンナ・メイシーはこう言います。
「個人の癒しと、世界の癒しは同時に起こる」
私たち一人ひとりは、一人の完全な人間であると同時に、私たちの生きる世界 = 社会の一部でもあります。
その視点にたてば、個人が癒されることなく世界が癒されることが ないのはもちろんですが、同時に、世界の癒しに取り組むことなく、個人が完全に癒されることもありません。
人間の体でたとえるなら、どれか一つの臓器だけが健康でも、 心身全体の健康が考慮されていないなら、生命を維持できないのと同じことです。
この講座では、ジョアンナ・メイシーの「つながりを取り戻すワーク」を通して、私たちが世界の癒しに積極的に関わるための方法を体験的に学んでゆきます。
あまりに大きな世界の問題を前にして、立ちすくんだり、恐怖に絡めとられたり、互いに背を向け合ってしまわないですむように。そうではなく、この危機の時代を、自分や他者、自然や地球とのより深いつながりと思いやりを育くむ機会となすために。
世界の痛みに取り組むことを決めた時、私たちは一人ひとりが世界の癒しを担う癒し手となります。それぞれにユニークな癒しの手法、得意なやり方に気づくでしょう。
その時、私たち一人ひとりと世界の癒しが、同時に起こり始めるのです。
2021年05月 齊藤由香
講師
齊藤由香 Yuka SAITO
ジョアンナ・メイシーについて
「つながりを取り戻すワーク」とは
プロデューサーのコメント
HPLプロデューサー 森口明子
Contents Producer
この講座で学ぶこと・得られること
こんな方におすすめ
講座の構成
ジョアンナ・メイシーと出会い、感銘を受け、彼女の思想やワークを取り入れ、自分なりの手法で社会実践を続けている三田愛さんと中野民夫さんをお招きし、本講座の講師である齊藤由香さんと3名と対話をする会です。
・資本主義社会の真っ只中に置かれている中で、次世代の生命持続型社会への転換をいかに起こすことができるのか?
・自己変容からどのように社会変革につなげていくことができるのか?
・SDGsや社会課題への関心が高まる中、私たち一人一人が誰でもアクションできることは何か?
それぞれの活動の源泉となる思いを紐解きながら、活動内容について、また、活動によって生まれた効果や影響、継続する上での困難さ、組織を巻き込む秘訣などをお聞きします。
また、実際にどんなことから始めれば良いか、実践者からのアドバイスや示唆をいただきます。
講座受講をお考えの方は、受講前/中/後のどこかの時点で必ずご視聴されることをお勧めします。
【プレセッション、第1段好評につき第2段!】
第1回プレセッションー社会変革実践者である東京工業大学中野民生さん、コクリ!プロジェクトの三田愛さんとの対談に次ぐ第2段。
ジョアンナ・メイシーと出会い、感銘を受け、彼女の思想やワークを取り入れ、自分なりの手法で社会実践を続けている”問い続ける人”と名乗る、コーチ原田直和さんと本講座の講師である齊藤由香さんとと対話をする会です。
・資本主義社会の真っ只中に置かれている中で、次世代の生命持続型社会への転換をいかに起こすことができるのか?
・自己変容からどのように社会変革につなげていくことができるのか?・SDGsや社会課題への関心が高まる中、私たち一人一人が誰でもアクションできることは何か?
それぞれの活動の源泉となる思いを紐解きながら、活動内容について、また、活動によって生まれた効果や影響、継続する上での困難さ、組織を巻き込む秘訣などをお聞きします。また、実際にどんなことから始めれば良いか、実践者からのアドバイスや示唆をいただきます。講座受講をお考えの方は、受講前/中/後のどこかの時点で必ずご視聴されることをお勧めします。
「つながりを取り戻すワーク」には、4つのステーションを配した「スパイラル」と呼ばれるロード・マップがあります。
このワークは、この4つのステーションを巡る旅のよ うなもので、今回の講座もこのスパイラルにしたがって進めてゆきます。
最初のステーションは「感謝から始める」。
多くの伝統的な教えや宗教と同じく、「つながりを取り戻すワーク」も感謝から始まります。
それは、感謝が、私たちの奥深くに宿る智慧と力にアクセスすることを助けてくれるから。
また、感謝は「あれが無い」「これが無い」といった欠乏感や劣等感から私たちの目を覚ましてくれる強力な目覚し時計の役割も果たしてくれます。
初回となるこの回では、感謝をテーマにした体験的ワークに加えて、世界の3つの物語 ―これまで通り・大破綻・大転換-を紐解きつつ、私たちと世界との関わり方をいつもとは違う角度から見てゆきます。
さあ、旅の始まりです。
世界の痛みや苦しみに目を逸らしたり、耳を塞いだり、「そんなものはない」と自分に思い込ませても、残念ながら、それらは決して消えて無くなったりはしません。
それどころか、私たちが痛みを抑圧したり無視したりすれば、地球を覆う闇はますます色濃くなってゆきます。
ではいっそ痛みをしっかり見据えてはどうでしょう?
痛みは私たちが世界の癒しに積極的に取り組むための大事なサインです。
痛みの存在に気づけば、治癒をうながす行動は私たちの内側から自然と立ち現れてくるはず。
第2回では、私たち自身の中にある「世界の痛み」に触れてゆきます。
旅の中では最も険しい道のりとなるかもしれません。けれど、ここを通り抜けた時、私たちはそれぞれの胸の内にある「痛み」への信頼を取り戻し、心の奥深くに湛えられた深い愛、勇気、知恵とのつながりを取り戻してゆくことでしょう。
世界中で「ソーシャル・アクティビスト」という言葉をよく耳にするようになりました。
けれども、 まだまだこの言葉に抵抗感を覚える人も少なくありません。それもそのはず。
「アクティビスト」、「活動家」と聞いた時、多くの人が思い浮かべるイメージは...
自分を犠牲にしながらも、歯を食いしばって戦うヒーローたち。
倫理的な美徳を備えた完全無欠の善人あるいは、 必要とあらば暴力も辞さない正論の提唱者 ...思わず距離を置きたくなっても当然です。
第3回では、新しいパラダイムが提唱する「アクティビスト」の定義を学びます。
従来の古いパラダイムから生み出された「戦うアクティビスト」のイメージから、「癒し手 としてのアクティビスト」への転換です。
また、アクティビストであり続けるためのエネルギーをどこから得ればいいのか、そして協働が生み出す予測不能なパワーについて、シ ステム理論の概念を援用しながら理解していきます。
この時点で、私たち一人ひとりがそれぞれの心にそれぞれの歌、つまり世界をどう癒していくかについての具体的なアイデアを見つけていることでしょう。
さて、最終回のタイトルは「アクティブ・ホープ」です。
その意味についてジョアンナ・メイシーとクリス・ジョンストンは共著『アクティブ・ ホープ 』(ハイパーリンク)の中で、こう定義しています。
アクティブ・ホープとは行動である。
太極拳やガーデニングと同様に、それは私たちが「持つもの」というよりも、「すること」なのだ。
–三木直子訳:2015春秋社
最後のステーションとなる第4回では、頭の中のアイデアをアクションのための具体的なステップにまで落とし込んでゆきます。
世界の癒し手としての私たちの役割をさら に深く自覚し、行動としてそれを世界に現す時、私たちの存在こそが世界にとってのホ ープとなるのです。